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2021年8月12日 : ガーデンライフの庭(本田邸)
庭景設計の依頼を受け、敷地調査拝見へお伺いした所建築、外構共々リフォームを終了し、収納庫が設置されていて約22坪の庭スペースが空地になっていました。
住宅地の一画の傾斜地の高台に佇む築30年位の和の住宅です。
近隣には公園や交番、スーパーマーケット等があり、生活環境の恵まれた場所に位置しています。
若い夫妻と育ち盛りの子供さんの住まいであり、庭でバーべキューや菜園で野菜作り季節の花を愛でたり、庭で遊び戯けることが出来る庭を求めていました。
駐車場、勝手口、玄関出入口は北西側にあり、今回依頼された庭は南東側になります。
玄関ポーチや居間、ホビールームは南東側に開かれ、道路側の向いにそそり立つマンションの壁や開口部、二階部分の一部の視線が特に気にかかります。南側には公園の緑が望めまずまずの景観現況です。
石垣の上には二段積みのブロックとフェンスで囲まれている為、敷地内の排水枡の確保が出来ないのでさらに現場にて調査が必要です。
そんな条件を考慮して計画に取り掛かり、設計、平面図、イメージスケッチを作画しました。お見積書を提出し打合せ後、植栽部分はほとんど変更なしに第二案プランで行う事になりました。

イメージスケッチ

平面図

第二プラン平面図

角地に佇む現況

南側の向いにそびえるマンション・収納庫

出入口、ホビールーム、玄関、居間の現況

地割、墨だし

既存除草作業

既存排水管の調査

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新設排水枡設置

出入口門扉付近の排水枡設置

レンガ、アプローチ段取り

レンガ、アプローチ下地、一部先行植栽

植栽工事

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アプローチ、地被仕上げ

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南側の道路より
三和土仕上げは連休明けに行います。
2021年8月12日 : バラの香りの庭(内藤邸)母屋改修工事
既存の庭の中に雑草がはびこり、管理が難しくなったため奥様から相談の依頼がありました。
既存の庭木をいかし、下草、地被などを見直し整理をしながら地割のデザインをし、目には見えない防草シートを敷きその上にローコストの砕石砂利(見栄えは良い)を敷いてすっきりした庭に仕上がりました。

駐車場側よりの眺め

テラス側よりの景

バラの香りの庭を望む

住宅、駐車場側の景

バラの香りの庭より母屋を見る
2021年7月12日 : マンションの庭景No2(イーステージ浜松タワー)
7月11日(日)早朝より住民の有志の方々が選別をした夏向けの花を、手際よく道具持参で植栽して頂き玄関正面入口付近のエントランス部分に新たな彩りが生まれ、余白を活かした庭景の完成です。
これから樹木やお花の成長が楽しみです。灌水や花がら摘み、除草、病害虫の防除や施肥などの維持管理のお世話、点検作業をして頂けるという事でひと安心です。
この庭を通して、花や緑を愛でる人々の潤いのある暮らしや、コミュニティーの場が今以上に広がり住民間の繋がりや協力関係の絆が生まれる事を切に願っております。感謝で一杯です。

お花配置仮置きをしてみました

植栽開始です

植栽風景

子供さんも一緒に!!

玄関正面よりの景

車寄せ出入口より

木漏れ日の中の花達

道路、歩道側より正面玄関を望む

歩道側より

マリーゴールド、ペチュニア、ハナスベリヒユなどの花
2021年7月1日 : マンションの庭景(イーステージ浜松タワー)
マンション玄関正面入り口付近のエントランス部分の一部を3月に庭景設計を完了し、打ち合わせ後梅雨の中施工が始まりました。周辺には裁判所、合同庁舎や土木事務所、近隣には遠州病院などの建物が立ち並び街中のオープンスペースとしての街並を配慮したプランニングを心掛けました。
幸いマンション住民の有志の方々が季節の花を植栽し、その後の管理作業を行いたいというご要望、提案がありましたので願ってもないデザインソースを頂きました。
除草や清掃などの管理がその後楽になる工法を取り入れ、住民参加型のガーデンとしてレンガ、花、緑、三和土の素材を使いました。
余白をいかしたシンプルで安らぎのあるハイグレードなマンションの顔や、通りすがりの車や歩行者が楽しめる庭になったでしょうか・・・?これから始まる季節の花の植栽の彩りがあれば庭の完成です。もう少し時間を掛けて見守っていきたいと思います。



既存枯木エゴ伐採後、フイリヤブラン移植準備

既存樹剪定

除草終了後 植栽作業

トネリコ植栽

ハナミズキ植栽

良質土搬入後レンガ遣方段取り

歩道側よりエントランスの景

地被、レンガ設置

三和土仕上げ施工中

花壇部分土壌改良剤混入

三和土仕上げ 玄関正面エントランスよりの景

道路側より玄関入口を望む

歩道よりの景

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既存フイリヤブラン、新設ハナミズキ植栽の景
2021年7月1日 : 集い・憩いの庭(鎌田邸)No2
塗装工事がほぼ終了し、隣接地にある3階建のアパートメントに通じる延路を既存の材料を使って施工しました。
今回の一番のポイントは、母屋と離れの住宅を一体化し連続した軒内空間グレーゾーンのデザインです。
かつて日本の住まいの中には、広縁や縁側の設いがあり、周辺の軒下では風雨や日差しを防いだり、気軽な会話が弾む場所でありました。内(建物)から外(庭)へ出向く重要な接点であり、又庭から建物に入る動線や視線の設いが仕掛け(沓脱ぎ石等)られたデザインが隠されています。
現在建築外構関係の素材感は随分変わり、外回りのアルミサッシ関係が充実し始めると本来我々が身につけている日本人の繊細な感性、か細く優美な姿が失われ、情緒面が孤立しています。
そんな事を思いながら、コスト面を考慮しプランニングをいたしました。
これから連続した軒内空間を使って演奏する場になる事も可能であり、新しい人との交流や出会いの場として生まれ変わる庭になる事を切に願っています。

塗装施工中

既存の材料と三和土の延段の景

延段の景

園路、飛石、軒内の間合い

居間付近より全景

園路と蹲踞付近の景

園路深草砂利仕上げ後地被植栽中

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軒内石貼及三和土仕上げ

軒内の連続性を見る 園路、前石、飛石、沓脱石の間合い

居間より全景を望む

軒内越しの石組の全景

近景の石組

側面の延路の景

テーブルとベンチの景

南側より木戸口の景